
中古車を購入するまでの流れ
ディーラーや自動車販売店等で購入できる中古車は、新車よりも走行距離が長く、新車としての登録期間も長い自動車を指します。ボディーカラーや車種のグレード、並びに年式によって値段は変動しますが、ほとんどの場合、新車よりも格安で購入できる点が、大きなメリットです。新車よりも割安で購入できるとはいえ、やはり100万円単位の買い物となるため、購入者の多数が自動車に関するローンを組んで購入します。また、現在保有している自動車から中古車への買い替えをする際には、様々な手続きを行う必要もあります。
必要な手続きを販売店等で行ってもらった上で、ナンバープレート及び車検証を手に入れ、車両を直接、もしくはローンを組んで購入して初めて、中古車で運転できるようになります。
中古車を購入する上で必要な書類
中古車を購入し、実際に運転するためには、いくつかの必要書類を用意し、中古車販売店に持っていく必要があります。中古車販売店では、自動車の名義変更を最初に行いますが、その際、自動車の使用者及び所有者の印鑑証明書が名義変更に必須です。最寄りの市役所等で数100円の印紙を購入、朱肉を使うタイプの印鑑を捺印して発行を完了させます。また、自動車の名義変更を販売店で代行してもらうには、販売店が発行する委任状が必要となります。
そして、購入した中古車を保管するための手続きとなる、車庫証明も行う必要があります。通常は販売店が用意してくれますが、管轄地域の警察署でも、必要書類を取り寄せられます。自動車保管場所証明申請書と保管場所標章交付申請書、そして権原書面並びに所在図の4つが、車庫証明に必要な必須書類です。